藤花にちなんで
Bibliotheca Wisterianaは、厳しい出版情勢のなか、稀少分野の専門書の出版を既存の出版社が請け負わないというならば、自ら主体的に出版してしまおう、という発想にいたり、藤花にちなむ名称を久保正彰先生よりいただいて、2020年に活動を開始しました。
私たちは日本図書コード管理センターの登録出版者として、すべての出版物にISBNコードを付与し、後世へと書物の命脈をつなぎます。
[Bibliotheca Wisterianaについて]
稀少な出版の場として
私たちは、西洋古典学や法学・法制史に関わる研究書を中心に、ことに一般出版社では近年なかなか扱ってもらえない書物の出版に取り組んでいます。
私たちの出版物は、いわゆる私家版に分類されるものかもしれませんが、技術の進歩の恩恵をうけて、一般の出版社に見劣りしない品質で出版可能です。出版希望も受け付けています。
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藤棚を広げるべく・・・
活動を開始して、一定以上の品質で自ら出版することが可能であるということ、そして、思った以上に出版希望が多いということが分かってきました。
本来ならば商業ベースの出版からはみ出してしまう書物を、ISBN付きの正規の出版物として世に残すことは、商業的な価値とは別のところで、社会的意義を有するものと考えます。
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